ぬまぶろ

日常でつまづいたところを解消した記録と、「今週のお題」を毎週投稿します。

お題「この曲、心がささくれてる時に聴くと良いよ!」シャンディガフ-サカナクション

ちょっとブログを書きたい気分。でもお題が無いので、はてなブログのお題機能を使ってみる。ざーっとお題を見てると気になるお題があった。

 

お題「この曲、心がささくれてる時に聴くと良いよ!」

 

今回はこのお題。

 

俺は基本的に心はささくれてる気がする。寝れないイライラもありそうだけど、落ち着いてることはあんまない。

 

そんな時でも、ホント、聴いてる時だけはふわーっと落ち着ける曲がある。サカナクションの「シャンディガフ」だ。

 

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サカナクションは俺の一番好きなアーティストだ。学生時代にツタヤに寄ったら店内で流れてきた曲。それがファーストアルバムに収録されている代表曲「三日月サンセット」だった。その静かなカッコよさは新鮮で衝撃的だった。すぐに聞き耳を立てて歌詞を覚えて、学生寮に帰ってから覚えていた歌詞で検索して曲名を特定。収録されてるアルバムをアマゾンで購入したのを覚えている。それからというもの、サカナクションの虜だ。最新アルバムが発売されて聴くと「大丈夫?このアルバム以上のものはもう出ないんじゃないか?」と錯覚してしまう。が、最新のアルバムが発売されるたびにその錯覚をサカナクションは超えていくのである。あ、昔のアルバムも聴きなおしたら「やっぱりこの頃が最高だな」とも錯覚する。つまりは全部が最高なんだな。

 

そんなサカナクションの現在最新になるアルバム「アダプト」に収録されている7曲目がこの「シャンディガフ」だ。わかる人はわかると思うがシャンディガフはカクテルの名前で、ビールをジンジャーエールで割ったもの。飲みやすく甘い酒だ。

 

この曲はそんな甘ったるさが至る所に散りばめられている。

 

ちょっと間抜けさを感じるイントロから、歌詞を聴いていくとシャンディガフを飲みながら庭の猫を眺めている情景が浮かぶ。脱力する雰囲気だ。そして最後の「今日も僕を夢に連れていく」からの演奏で、うまく酒に酔えた時の気持ちよさを完全に思い出すことができる。

 

俺は音楽を聴くときに歌詞をあまり気にしない。よくわからないならよくわからないでスルーするし、特別意味や意図を解明したろうなんて思わない。よくわからなくても雰囲気が伝わればその雰囲気で良し悪しを判断する。

 

だから、「消えた日々」がどんな日々だったのか、「最後に僕が信じたのは」の最後とは?とか、わからん事だらけなのだけど、消えた日々は泡の中でおしゃれだし。最後に信じたのが少しの愛と少しのだらしなさなら、雰囲気良いんじゃない?知らんけど、と思う。だらしなさを信じるという歌詞は、だらしない自分にとって自己肯定感を高めてくれている気さえする。(サカナクションで「だらしない」という歌詞が出るのは2度目?)

 

そんな感じで、「とりあえず今のままで良いかァ~~~~~~甘ったるい酒飲んで気持ちよくなっとこ~~~~~~~~」となる。とてもリラックスできる曲だ。

 

ただ減酒中の俺としてはこの曲を聴くと酒が…シャンディガフが飲みたくなってしまうのが玉に瑕だったりする。( ´艸`)

 

そうだ、こないだボーカルの山口一郎のライブをオンラインで見てたら、サカナクションが復活するという発表があった。俺は参加できないけどツアーが始まる。次のアルバムも出るんだろうか。また俺が「大丈夫?もうこのアルバム以上のものは~(以下略」と錯覚するアルバムを出してくれるんだろう。楽しみだ。